PROFILE
芸術とは 呪術とは 世界を侵食し変革する超現実的な力だ
現実を動かしてこその呪術であり
現実を動かしてこその芸術である |
2008年発足。美術家であり高野山真言宗僧侶でもある羅入、美術家でありノイズユニットErehwonを主宰する石川雷太、ダンサー神林和雄、複数の瞑想者からなる密教系芸術団。インダストリアルなノイズ音楽で鐘や太鼓を打ち鳴らしながら激しく踊る様は、現代の踊り念仏と評される。
混沌の首の行為は根源に開き、自らおよび場と人をもって靈場を顕現する為のものだ。時にしっかりとした構成を立てる場合もあれば、インプロヴィゼーション(即興)の場合もあるが核は変わらない。山の中、縄文遺跡、神社仏閣、ライブハウス、美術館、大学などでジャンルを横断し活動中。人前で行為する理由は、集合的無意識を動かすことで人と世界を変える為であり、混沌の首はそれを靈的革命と称している。
昨今、井戸尻縄文遺跡や下諏訪宿本陣岩波家などにての儀式、富士見町歴史民俗資料館にての羅入と石川雷太の作品展をはじめとし諏訪地域で活動を展開中。また、両者は2025年に開催予定の「諏訪芸術祭」の実行委員であり、現代美術セクションのディレクションなども担当する。
2024年 井戸尻遺跡(撮影:kenta umeda)
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