〈混沌の首 二十四時間瞑想ライブ 〜根源たる不可知の領域へ〜〉
土方巽・中西夏之メモリアル猿橋倉庫にて密教系芸術集団混沌の首がノイズユニットErehwon の音で二十一時間の動く瞑想を行う。場の力と音の力、観想をもって不可知の領域へと開く。これはショーではなく精神と肉体の変容を観せる実験的な行為である。同時に世界中でイノチが暴力的にすり潰され人心が壊れゆく今、「見えないものの力」を呼び覚ますのが必要火急と考えそれを実行する。ライブ配信も計画中。
瞑想ライブ時間/(5/10)17:00〜(5/11)14:00
瞑想ライブ入場料/ドネーション
■ 途中入退場可、再入場可
■ 瞑想ライブ終了後に交流会を行います
■ 交流会は要予約、要参加費(飲食提供、予約締切5/7)
会場/土方巽・中西夏之メモリアル猿橋倉庫 山梨県大月市七保町下和田673-1
予約/artcore@kondon.org (アートコア)
〈出演〉
羅入:構成、真言、動く瞑想
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神林和雄:供養舞い
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北野美月:動く瞑想
アレクサンドル・タルバ:動く瞑想
Rie Fukuda:動く瞑想
渡部泰:動く瞑想
とも:動く瞑想
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石川雷太/Erehwon:音構成、ノイズ
Nahman:ノイズ
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主催/アートコア、NPO舞踏創造資源
特別協力/土方巽・中西夏之メモリアル猿橋倉庫
衣装/ヤマギワユミコ、山田遼
フライヤー写真/小野塚誠
記録動画撮影/太湯雅晴
協力/森下隆、岩田恵、滝田高之 、山田遼、横山隆彦、アトリエサード、諏訪芸術祭実行委員会、ゲバルト団体、キトゥンカンパニー
混沌の首 Neck of Chaos
2008年発足。美術家であり高野山真言宗僧侶でもある羅入、Erehwonの石川雷太、ダンサー神林和雄、複数の瞑想者からなる密教系芸術団。インダストリアルなノイズ音楽で鐘や太鼓を打ち鳴らしながら激しく踊る様は、現代の踊り念仏と評される。ライブハウス、美術館、ギャラリー、神社仏閣、大学等でライブ公演/儀式多数。
Erehwon
美術家、石川雷太が主宰するノイズ・ユニット。1997年より活動。鉄板や工業用スプリング等、金属廃材の打撃音・摩擦音のライブ・ミックスによる演奏を行う。インダストリアル・エイジの「光」と「影」が映し込まれたそのサウンドは、現代に生きる我々にとって最もリアルで最も基礎的な、潜在的なBGMだといえる。
土方巽・中西夏之メモリアル猿橋倉庫
戦後の現代美術を代表する画家 中西夏之がアトリエとして使用していた施設。中西と舞踏の創始者土方巽は、1960年代から1970年代にかけて土方の舞踏公演にあたり共同作業で大きな成果を上げ、舞踏と美術の緊密な関わりを示してきた。中西の死去に伴い、このスペースを日本の戦後前衛芸術の代表的な二人のアーティストを記念するスペースとして保存し、さらにスタジオとして活用することが企画された。現在さまざまな芸術活動に活用されている。
アートコア
石川雷太と羅入が代表をつとめる任意団体。辺境/周縁に残されている、経済偏重の現代社会が切り捨てた重要な「見えないものの力」をアートにより活性化し、また、その力でアートを展開したいと考える。2025年「諏訪芸術祭」開催予定。
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